Work Text:
ちあきにとって忘れられないあの日の出来事は、もはや悪夢そのものでしかない。
今朝も、またあの夢を見た。
目が覚めて一番に、自分が泣いていることに気付いて、ちあきはベッドに入ったまま、小さく唇を震わせながら息をつく。
もう慣れただろう、忘れただろうと思っていたけれど、そう簡単に身体はついて行かないようだ。
起き抜けに気分が悪くなったちあきは、そのまま部屋から出ることさえも億劫になってしまい、やむを得ず学校に休みの連絡を入れたあと、室内で静かに読書や昼寝をして過ごしていたのだが……。
それは、そんな最悪な一日を締めくくるかのように。
もうじき日付が変わるかという頃、招かれざる訪問者は「今日も」彼女の元を訪れた。
***
「ひゃっ、ぅ……〜っ……」
小さく息を呑む呼吸音とともに、にちゃ……っと粘着質な音を立てて、ちあきの最奥へと到達させたハンクは、満足そうに笑う。
「やっとまた、ちあきと繋がれたな。
ああ、何度ヤッても最高だ……この小さな身体の抱き心地は本当に、病みつきになるくらい魅力的だ」
彼女の耳元で甘い愛の言葉を吹き込みながらなお、腰の動きを止めようとはしなかった。
より一層強く、早く打ちつけながら、子気味よく肉同士がぶつかり合う音を室内に響かせていく。
小さく柔い身体に、容赦なく肉と骨がガツガツとぶつかり続ける痛み。
ちあきは顔を歪めながら、苦悶の声をあげた。
「っ……ぅ……!
い、痛いっ……」
「ああ、なんだ、痛いのか?ちあき。
大丈夫だ……すぐにその痛みを忘れさせてやるからな」
そう言うと彼は腰を打ちつける速度を上げていき、さらに力強く、荒々しく膣内を犯していくのだ。
その動きに合わせてますます痛みは増していき、ちあきの表情も苦々しさを増していく。
ハンクの行為は常に乱暴極まりないものだったが、それは確実に、ちあきの感度を高めていくための段階的なものだった。
彼女の身体のことは、ちあき本人よりも知っている。そう言い切れるほどの自信を持つハンクだからこそ、彼はちあきの全てを欲している。
「ひっ……!
いやっ、あ、あぁあっ!……っ……!」
そしてそのピストン運動により、ちあきの狭く小さな膣奥には何度も直接殴打されるような衝撃が加わり。
そのたびに頭の天辺まで痺れるような快感と痛みが複雑に混じり合い、駆け巡っていく。
快楽と苦しみに翻弄されるばかりのちあきは、涙を流しながら、ひたすらに歯を食いしばって耐えた。
「おいおい、これでもまだ痛がるのか。
まあお前はガキだから仕方ないが……大人を相手にするには、ちょいと早過ぎたか?」
そうは言うものの、ハンクは今更辞めるつもりなど毛頭ないようで、そのまま行為は続けられる。
「しかし……いい眺めだなぁ。
初心なロリータは、手の届く所に置いて眺めたり触ったりして遊ぶのが一番だ」
ハンクのかさついた手のひらが乳房を覆い、そのままふにふにと揉み解されてゆく。
その柔らかな感触を確かめるようにじっくりと触れられながらも、舐るような視線が全身の至る場所に絡み付いてくる。
生理的な不快感を伴う、いやらしい視線に曝されたくないと思っても、この場から逃げることさえできない。
ちあきはそんな自分の、袋の鼠状態があまりにも惨めで情けなくなり、ついには両手で顔を覆い隠して泣き出してしまった。
「まーた泣いてるのか。
ちあきちゃんは本当に可哀想な女の子でちゅねえ……ほら、顔を隠すんじゃない。
しっかり見せろ」
するとハンクは彼女を、まるでちあきを苛め、辱めることこそが生き甲斐だとでも言わんばかりに、わざわざ顔を見せるよう言うと、たっぷりと時間を掛けて泣き顔を眺め、ニヤケながら見下ろすのだ。
悲愴、苦悶、悲哀、……快楽。
存分に表情の変化を楽しんだ後、ちあきの返事を待つこともせず。
唐突に、再び一気に腰を突き入れた。
それと同時に今までよりもずっと強い、身体が押し潰されてしまいそうな程の苦痛に襲われる羽目になる。
「んぃ゛っ……ぁ、ぐ…………!
ぅあ、っ、ん……ううぅ…………う……〜〜!!」
悲鳴を上げるちあきだったが、それでもまだ足りないというのか、彼女の腰を掴み身体を持ち上げたまま、激しく上下に揺さぶり始めた。
内臓を無理矢理下から押し上げられる苦しさと刺激によって、自然と涙がほろほろと浮かんでは、その柔らかな頬を伝い落ちていく。
やはり、子供は外見も内臓の造りも小さく脆いもので、まだ十分に発育していないせいか狭くきつい。
だが、今の彼女にとって一番苦しいのは何と言っても、小さな割れ目に、今にも裂けてしまいそうなほどギチギチに詰め込まれたハンクのペニスだった。
彼のそれは、ただでさえ常人離れしたサイズの巨根だ。
初心な少女ではとても耐えられるはずがない。なのに、それでも辛うじて裂けず耐えているのは、丹念でじっくりとした前戯と、ハンクが一からゆっくりと時間を掛けて育て上げた、彼好みの、ちあきの肉体の賜物であろう。
「……はあ……凄いな。
子供の縦筋まんこのキツさは本当に最高だ。何回犯しても、飽きるどころかますます吸い付いてきて、いっそう具合が良くなっていく。
一度でも他の男に抱かれた中古女じゃ二度と味わえない、俺専用のロリータだ。
世の変態共が喉から手が出る程羨むガキの身体……堪らんね」
ハンクの顔には歪んだ笑みが広がる。
ある種の恍惚とした表情さえ浮かべており、ますます気味の悪さに拍車がかかっていた。
どうあっても、この男が決してちあきを手放そうとしないのは、独占欲と征服欲が同時に満たされるから。
そして、異様なほどに重い愛情があったから。
彼の愛情は、誰から見ても歪み切っていた。
それが少女に対する庇護や愛護といった類のものならばまだ分かる。
だが、こんなにも幼い少女であるちあきを、性的に嬲っては無遠慮に種付けを行うのだから、この男は気狂いと言われてもやむなしであろう。
ちあきは未だ初潮を迎えていないため、コンドームやピルを使い避妊する必要は無い。つまり、存分に中出しを楽しむことが出来る。
この楽しみも、彼女が大人になるまでの期間限定。とは言え、それでもハンクはちあきを抱く。
その度にたまらなく深い幸せに包まれていくのだ。ちあきはパンクにとって、まるで麻薬のような依存性を持つ、魔性の少女だった。
「ひぐ……、う……、おなか、苦しいよう……。
破れちゃうよぉ……」
「そんなにすぐには破れたりしないよ。
お前もすぐに何も考えられなくなるさ。気持ち良すぎてな」
「ひぃ……、あぅ、い、いゃ、あっ!」
ちあきは早く何とかしなければと混乱しながら、とりあえず太股に力を入れて蹴りつけようと目論んだものの、小さな身体ではまるで効果もなく。
むしろ逆にその所為で苛立った彼に身体ごと丸め込まれ、余計に苦しむ羽目になってしまう。
それだけでなく、その反抗を喜ぶハンクから尻をぶたれたりと、更に激しい痛みを与えられることになってしまい、本当に余計なことをしたと後悔を繰り返すだけだった。
「黙ってされるがままになるだけのクソガキじゃ面白くないからなぁ。
こうして鬱陶しくならない程度に抵抗してくれる方が燃えるってもんだ」
「っ、へ、変態………っ。
気持ち悪いっ……最低……!」
「へへ。何とでも言え」
ハンクの腰がグラインドする度、ちあきの小さく丸い尻がたゆんと波打つ。
それをぐにっと遠慮なく鷲掴みにすると、感触を楽しみながらベッドに腰を下ろした。
「ぁ……は、……はーっ……。 はあ……あ、ぁう……」
申し訳程度に膨らんだ乳房は二人の動きによって激しく上下を繰り返す。
全身に玉のような汗をかきながら一人苦悶しているちあきは、身体も小さく辛そうに見える。
ただでさえ大きなハンクのものは興奮からか、更に膨張しており。
いよいよ本格的に腟内射精への準備が始まろうとした……その時、ちあきが堪らず声を上げた。
「やだっ!
もう……いやなのっ、無理だもん!からだ、へんになっちゃうよ……。し、しんじゃうよ……」
首を振りながらべそをかく。
嗚咽混じりに、懸命に、なんとか言葉を続けて。
「あ、ぅぅ、……わたしを、こわしゃないで、くらさい……。
ぉ、おねがい、しましゅ……もぅ、ゆるして、ひっく……っ、おねがい……します……!」
ちあきの悲哀に満ちた懇願を聞いたハンクは、一旦そこで動きを止めてくれた。
……のだが、 突然彼の表情が変わったと思った瞬間、ふう、とため息をついた後、嘲るように鼻で笑い飛ばした。
「嫌なら逃げれば良いだろ」
抵抗など出来ず、ただこの暗い部屋に拘束され、精神的にも肉体的にも、ここに延々と縛り付けられ。
そのうえ金銭的余裕もない、行く宛てのないちあきが、ここから逃げられるわけもないと知っていて、こんなことを平気で言ってくるのだから、本当にこの男はタチが悪い。
「に、にげるなんて……そんなこと……できるわけないもん……」
ちあきが怖々としながらそう答えても、ハンクは「本当にそうか?賢いやり方はいくらでもあるぞ」と意味深なことを口にするだけ。
どちらにせよ、彼は聞く耳など持たない。
ちあきが泣こうが喚こうが、逃げ出そうとしようが、どうやったって簡単に力でねじ伏せることが出来るのだから、結果としては同じことだ。
「だって……、逃げたらまた、あのときみたいな、痛くて恐いことされる、から……。
お、思いだすのも、やだよぅ……。
あんなのもう、いや……いやだよ……」
――初めてここでちあきがハンクに犯された日の、恐怖の瞬間を思い出したのだろうか。
彼女は再び大粒の涙を流し始めた。
……ちあきは、ハンクの度重なるレイプによってPTSDのような症状を引き起こしており、こうしてふとした時に嫌な出来事がフラッシュバックする後遺症に悩まされていた。
それは唐突に睡眠中に現れたり、入浴中に現れたり。
とにかく様々な状況で、ちあきを苦しめ続けてきた。
だがハンクは、それによって一人苦しむちあきのことを、さも面白いものでも見たというような表情で馬鹿にし、笑うのだ。
いつもそう。
一人ぼっちのちあきを、誰も助けてなどくれない。
きっと身も心も、ハンクの持つ鳥籠の中。
「ははっ!
俺にレイプされた経験が恐怖って形でお前の身体に刻みつけられているのか。
それはもう一生治らないだろうなぁ、よっぽど怖い思いさせたんだな。
いや、そのことについては悪かったよ、本当に」
そんなことをうそぶいて、頭を撫でながら謝罪したかと思うと、ちあきの身体を優しく抱き寄せる。
そうして小さな耳元に唇を寄せ、そっと囁いた。
「だがな……ちあき。お前は一生逃げられないんだ。俺からは。絶対にな。
いつか俺が死んだとしても、いつまでも俺は記憶には残る。
お前の心の中に、お前が死ぬその時まで、気が狂う程永遠に続くんだよ。
素敵な思い出だろう?お前にとっちゃ、忘れたいほど嫌な記憶だろうがな」
彼の言葉に青ざめたちあきは、ゾッとしながらハンクを見上げる。
彼の顔は、それはそれは本当に……悪意に満ちた表情だった。
ちあきは悪魔を見たことは無いし、そんな存在を信じているわけではないけれど、もしも本当に悪魔がこの世にいるのだとしたら。
それは、きっと彼のような顔をしているのだろうと思う。
それくらい恐ろしくて仕方なかった。
「……ぁ…………あ…………っ」
ちあきは言葉にならない声を上げ、顔をくしゃりと歪ませる。
止まらない涙はますます量を増し、ぼたぼたとシーツに染みを作っては、零れ落ちていくばかり。
「まあ安心しろ。
今は酷い目に合わせちゃいるがな、俺はお前を嫌っているわけじゃないんだ。だから余計な心配はいらないぞ。
ただ、お前が一生俺のものになるだけだ。俺にはもう、それだけでいいからな」
そう告げて、ちあきに微笑みかけたハンクの、言わば「愛情表現」。
それは完全なる捕食行動であり、今をもってちあきは、ハンクの中へ取り込まれてしまった。
ここから逃げ出すことは二度と叶わず、この醜悪なる心を持つ男の中で一つになったのだ。
「……だれか、たすけて……。
……パパ……、ママ…………!」
——寂れたモーテルに響くちあきの声は、もう誰にも届かない。
たとえ彼女の涙が枯れ果てても、永遠に……。
